国産OSトロン、世界標準へ


コンピューターのOSと言えば、WindowsとMacであり、他にはない。
こう、思っている人も多いでしょう。
事実、他のOSを搭載したパソコンを見る事はほとんどありません。
LinuxベースのUbuntu、Mintなども、ほとんどが、その名を聞くに止まります。
そして、それらは全てが「舶来」です。
国産、純日本製のOSというのはないのでしょうか。

「1980年代、東京大学の坂村健氏を中心に、TRONプロジェクトがスタートした。
TRONとは、誰にでも無料で利用できる、OSを作るための規格、プラットホームである。
将来、このTRONをベースとしたOSは、世界を席巻するはずだった。
しかし、このプロジェクトは、アメリカ商務省と、孫正義氏の陰謀によって、頓挫し、国産OSは世界標準になれなかった」

これが、世に言う「TRON伝説」です。
真実と都市伝説が巧みに融合しています。

時は移り、IEEEアメリカ電気電子学会において、TRONを世界標準とすべく手続きが進んでいるとのニュースがありました。
話は、組み込み系OSの話なのですが、管理人は、世界中どこに行っても、純日本製OS、トロン搭載のマシンが溢れかえっている夢を再度見てしまうのです。