氷屋で単に「氷」と言った場合はこれを指します。
上が1貫目、3.75キロ、下がすべての氷の大もと、1本36貫目、135キロの氷です。
加工品の氷もすべてこの1本の氷から作ります。
昔はこれを丸ごとトラックに積み、繁華街で氷をなぎ倒し、鋸で切り捌きながら配達したものでした。
ホテルなどでは、1本単位で納品するところもありました。当時のコックさんはこの巨大なサイズを氷屋並みのスキルで捌く事ができたという事です。
ちなみに尺貫法は1958年を以て廃止されており、1貫目だとか2貫目だとかの単位で商売を行うと50万円以下の罰金だそうですが、実際そういう事になった事はありません。